「タトゥーがあるから、脱毛は無理だと思っていた」——カウンセリングで時々聞く言葉です。検索しても「できない」という情報ばかりで、諦めている方が多いテーマ。今日は正直に整理します。結論はこうです。タトゥーの上には照射できません。でも、避ければ脱毛できます。そして、タトゥーを理由にご相談をお断りすることはありません。
なぜタトゥーの上に照射できないのか
光脱毛(IPL)は、毛の黒い色素(メラニン)に光を反応させる仕組みです。黒いものに光が集まり、熱に変わる。この性質を毛に使うのが脱毛です。
問題は、光は「それが毛のメラニンなのか、タトゥーのインクなのか」を区別できないことです。タトゥーの濃いインクに照射すると、光が強く吸収されて熱が集中し、やけどや水ぶくれのリスクがあります。インクが変色するおそれもあります。
つまり照射できないのは、タトゥーそのものへの評価ではなく、純粋に安全上の物理の話です。ここを最初にはっきりさせておきたくて、この記事を書いています。
「入店お断り」ではありません
温泉やジムの「タトゥーの方はご入場をお断りします」のイメージから、脱毛サロンも同じだと思っている方がいます。
うちは違います。タトゥーを理由に、ご相談やご来店をお断りすることはありません。あるのは「タトゥーの部分には照射できない」という安全上の制約だけで、それ以外の部位は通常どおり施術できます。
「聞いたら断られるかも」と不安で問い合わせできずにいた方は、安心して聞いてください。施術前のカウンセリングは無料です。
実際にできること・できないこと
できること
- タトゥーのない部位の脱毛(ヒゲ・VIO・全身、通常どおりです)
- タトゥーの周囲を避けての照射(デザインの位置・範囲によります。実際にどこまで照射できるかはカウンセリングで肌を見ながらご説明します)
できないこと
- タトゥーの真上とすぐ際への照射(上で書いた安全上の理由です)
- タトゥー除去(レーザー除去は医療行為なので、サロンではできません。除去をご希望なら医療機関へ)
「腕にワンポイントがあるから腕全体を諦めていた」という方も、実際にはワンポイントの周りを避けるだけで、腕の大部分は施術できるケースが多いです。範囲は毛量や位置によるので、断定はせず実物を見てご案内します。
隠さず教えてほしい、たったひとつの理由
これがこの記事で一番伝えたいことです。
タトゥーがある方は、カウンセリングで必ず教えてください。理由は説教ではなく、安全のためです。テーピングや服で隠れた状態で気づかずに照射してしまうことが、いちばん危ない。事前に分かってさえいれば、避けて安全に施術できます。
言いにくいと感じる必要はまったくありません。うちにとっては「ほくろの位置を教えてもらう」のと同じ、施術情報のひとつです。
アートメイク・これから入れる方へ
眉のアートメイクも同じ扱いです。色素を肌に入れている点はタトゥーと同じなので、その部分とすぐ周囲は避けて照射します。顔の脱毛やKNIGHTフェイシャルをご希望の方は、事前にお知らせください。
そして、これからタトゥーを入れる予定がある方へ。順番の話をひとつだけ。タトゥーが入ると、その部位は以後ずっと照射できなくなります。つまり「その部位の脱毛を先に済ませてから入れる」のが、両方やりたい場合の合理的な順番です。彫り師さんの間でも「毛のない肌の方が作業しやすい」と言われることがあるようです。急かす話ではありませんが、順番だけ頭に入れておいてください。
✨ まとめ:タトゥーと脱毛
- ✅ タトゥーの上は照射NG(インクに光が反応し、やけど・変色のリスク)
- ✅ でも「入店お断り」ではない。避ければ他の部位は通常どおり脱毛できる
- ✅ 安全のため、カウンセリングで必ず申告を(言いにくいことではありません)
- ✅ これから入れる予定なら「脱毛が先」が合理的な順番
よくある質問
Q. タトゥーがあると脱毛は受けられない?
受けられます。照射できないのはタトゥーの上とすぐ際だけ。他の部位は通常どおりです。ご相談をお断りすることはありません。
Q. なぜ上に照射できないの?
光がインクの濃い色素に強く反応し、やけどや変色のリスクがあるためです。安全上の物理的な理由です。
Q. 眉のアートメイクがあっても顔脱毛できる?
できます。アートメイク部分とすぐ周囲を避けて照射します。事前にお知らせください。
Q. タトゥーを消すことはできる?
サロンではできません。除去はレーザー等による医療行為です。ご希望の場合は医療機関にご相談ください。
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「どうせ断られる」で諦めるのが、一番もったいない。できること・できないことを正直に分けて話すのが、うちの仕事です。
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